一般歯科・予防歯科・小児歯科GENERAL
虫歯
保険診療を軸に、きちんと歯を残す治療が大切
他の国では何万円もかかる処置が、日本では保険診療が充実しており、数千円で受診することができます。
以前では保険診療の際、銀歯となり見た目が悪いことが多かった印象の方も多いと思われますが、近年では、白い歯でも保険が認められる場合もあります。
まずは、保険診療をフルに活用して「歯を残す治療」をすることが大切です。
歯でお困りの方は、気軽にご相談ください。
痛みがなくても、虫歯は
進行している時がある
虫歯は神経に近づけば近づくほど痛みを増していきます。
しかし、虫歯菌によって神経が死んでしまうと、強かった痛みが嘘のように収まります。
「虫歯が治った」と勘違いしてしまう方が多いのがこのタイミングで、痛みは感じなくても歯の内部では感染が広がっており、放置することで根尖病巣(根っこの先に膿がたまる病気)のリスクが上がります。口の中の菌が糖尿病や心疾患、早産などのトラブルや全身疾患を引き起こす要因であることは有名な話です。
全身の健康のためにも「たかが虫歯」と捉えずに、痛みを感じる前の早期発見・早期治療を心掛けましょう。
クリーニングを含めた定期健診をおすすめします。
予防歯科
クリーニングを含めた定期健診をおすすめします
p>定期的に歯科医院での専門的な歯のクリーニングでは、虫歯、歯周病を早期発見することができます。 症状の早期発見と早期治療によって、口腔内を常に健康に保ち、虫歯や歯周病の進行を防ぐことにより、歯や神経を傷つけるリスクを減らせることができ、最大のメリットでもあります。- Q 歯ブラシだけでは
足りないのですか? - A 残念ながら、歯ブラシだけで全ての汚れは取り除けません。また、歯周ポケットの中や歯と歯の間は歯磨きがしにくい箇所をデンタルフロスや歯間ブラシを使用したとしても、磨き残しができます。そして、そこに歯石が着いていきます。歯石とは、プラーク(歯垢)の石灰化したもので、歯茎と歯の間に沈着する硬い固まりのことです。
溜まった歯石は歯ブラシでは落とすことができませんので、歯科医院での専門的なクリーニングで歯石をしっかり取り除きましょう。
- Q歯のクリーニングの
治療費は? - A 歯茎の検査にて、歯周病治療が必要と判断すれば歯のクリーニングをいたします。
費用としては約1,000~2,000円で、タバコやコーヒーの着色であればクリーニングで十分にきれいに落とすことができます。
- Qどのくらいの期間で通えばいいの?
- A 一般的には3ヶ月に1くらいの頻度で歯のクリーニングに通った方が良いといいます。
このペースであれば、効率的に虫歯や歯周病を予防は元より、虫歯などになったとしても早期発見・早期治療が可能ですので、治療も早く終わります。
歯科医院の専門的な
クリーニングとは
- ブラッシング指導
- 自分の歯並びやお口の状態を把握し、癖のない適切な歯磨き方法を歯科衛生士が指導いたします。健康な歯を保つために、自身が日々のセルフケアをしっかりと行い、歯垢を落とすことがとても大切です。
- スケーリング
- 超音波スケーラーでは、歯ぐきや歯周ポケット内からプラークや付着物、歯石をしっかりと除去していきます。またハンドスケーリングは主に歯肉縁上歯石と、浅い歯肉縁下歯石の除去に用いられます。
- エアフロー
- 非常に細かなパウダー粒子をジェット噴射で歯に吹き付け、汚れを効果的に落とします。また歯周病の細菌除去にも効果が高いため、エアフローによるクリーニングを積極的におすすめしています。
小児歯科
お子様の将来を見据えた、虫歯の予防処置が中心の治療です
乳歯は永久歯に比べて、エナメル質が丈夫ではありません。そのため、虫歯の進行が早く、痛みを感じやすい傾向にあります。
しかし、大人の治療に比べて、じっとしておくことが苦手なお子様の治療はスムーズに進む方が珍しかったりします。
小児歯科は、そのようなお子様が歯科医院に慣れるためのトレーニングの場でもあるのです。
まずは歯磨きを楽しんでもらうことから
歯科医院という環境に慣れてもらうために、まずは馴染みのある歯磨きからスタートします。
楽しく磨く時間を設けることで、「安心できる場所」として認識してもらいやすくなり、できる楽しさを実感してもらいます。
歯磨きに慣れたら、フッ素塗布や溝が深い歯を対象とした虫歯予防のシーラント処置をしていきますが、ご本人にとっては歯磨きに比べると簡単ではありません。
ご家族の方の「頑張ったね!」「えらい!」の一言が、お子様の今後のやる気に繋がりますので、ぜひご協力をお願いします。
小児の矯正治療も当院で。